立川シティハーフマラソン2015を走りました
最終更新日:2016/05/21
3月1日(日)、「立川シティハーフマラソン2015」を走りました。大会から3週間近く経っているので記事化は見送ろうかと思ったのですが、ようやく完走証のハガキが届いたので遅ればせながら記事にしました。昭和記念公園のすぐ近くに昔住んでいたこともあり、私にとっては馴染みのある大会です。この日はあいにくの雨で寒かったです。
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コース
この大会のコースは、10月に行われる箱根駅伝の予選会のコースと半分ぐらい重なっています。予選会は立川市の中心部を走る華やかな大会ですが、この大会は昭和記念公園とその周辺を回るコースなので沿道の応援は多くありません。滑走路と公園の外周道路は幅も広く平坦で非常に走りやすいコースです。公園に入ると少しアップダウンがきつい箇所があり、坂道が苦手な人は苦労するかもしれません。
スタート地点は陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路です。大会会場である昭和記念公園のみんなの原っぱから結構離れています。駐屯地の南西にある「自衛隊 公園連絡通路」を通ってスタート地点まで移動します。700~800mぐらいはあるので、早めに移動する必要があります。連絡通路を通ると複葉機とヘリコプターが置いてあります。
スタートラインには30m以上に渡ってランナーが並びます。こんなに幅の広いスタートラインは他の大会ではまずないでしょう。弊害として計測用のスタートラインは設置されていないので、この大会にネットタイム(スタートライン通過からの完走時間)はありません。スタート地点は滑走路なので完全に平坦な何もない広々とした場所です。この滑走路を2周します。ランナーがぐるっと2kmの距離を連なって走るのが見え、巨大な生き物が動いているようで圧巻です。ここを2周すると道路に出ます。道路は4車線なので走りやすいです。
道路に出ると右に曲がって公園の外周を時計回りに走ります。折り返して来た道を戻ると北へ向かって真っ直ぐな道が続きます。この道路は官公庁の建物が並んでいます。
10kmを過ぎたら左へ曲がります。この北側は大型店舗がいくつか並んでいます。砂川口を過ぎると住宅街です。外周は全般的にそうですが、景色を楽しめる箇所はあまりないですね。折り返してきた道を戻って砂川口から公園の中に入ります。
公園内のコースは全てアスファルト舗装の道です。冒頭に書いた通り、細かいアップダウンがあります。傾斜の低い坂が多いですが、疲労がたまっているときついと思います。公園外周の道路で無理をしていなければ問題なくフィニッシュ地点までたどり着けるでしょう。注意点として公園内のコース、2周目の途中(19km過ぎ)で左に曲がる必要があります。係員の人が誘導しているので分かると思いますが注意して下さい。
大会全体について
大会の様子
10年ぐらい前に参加したことがありますが、その当時は駐屯地スタートではなく公園内スタートだったように記憶しています。その時は千人規模の大会でしたが、今では8千人規模の大会へと大きくなりました。日本学生ハーフマラソン(男子の部)と併催となっているので、なんとなく全体のペースが速いイメージがあります。
JR立川駅からだと会場まで2km近くあるので、JR西立川駅から行くのが良いです。ただし、都心方面から西立川駅に行くには青梅線に乗り換える必要があるので少し面倒です。中央線で行く場合、青梅行きに乗ることをおすすめします。と言いながら、私は毎回軽いウォームアップも兼ねて立川駅で下車して歩いています。
企業ブースは立川に関係する企業や団体が多いです。立川に本社がある模型メーカーの「コトブキヤ」や「たちかわ競輪」のブースもありました。「たちかわ競輪」のブースでは自転車のペダルをこぐスピードチャレンジを行っていました。
立川市主催で協賛企業が多いことが要因かもしれませんが、大会規模にしてはハーフの参加費用が4千円と安いです。地域企業が多く協賛していることもあり、立川市に根ざした雰囲気があります。ゼッケン番号に入る企業名は普通1社のみですが、この大会ではカテゴリー別に企業名を分けているようです。
抽選会
協賛企業が多いことが関係すると思いますが、この大会では抽選会を行っています。ゼッケン番号が抽選券代わりです。今年は、ルンバ、iPad mini、ポータブルテレビ、折りたたみ自転車、ディズニーランドペアチケット等、結構豪華でした。しかし、雨が降って寒かった影響でほとんどの人が帰ってしまい当選者が誰も現れず、全ての商品がじゃんけん大会になってしまいました。写真はゲストの千葉真子さんがチョキをだしているところです。私は全然かすりもしませんでした(泣)。
大会受付
ゼッケンと計測チップは事前に送付されるので当日受付はありません。計測チップは靴紐に通すタイプなので家で事前に付けておいたほうが良いです。
荷物預かり
荷物預かりは大会会場で無料で行っています。事前送付されたナンバーカードシールを貼り付ける必要があります。このシールにゼッケンと同じ番号が書かれています。
更衣室・トイレ
更衣室のテントが大会会場にあります。この日は雨で濡れてしまったので、私も使わせてもらいました。
トイレは昭和記念公園に元々設置してあるものを使います。参加者数に対して十分な数とは言えないので、会場近くのトイレはどこも混雑していました。公園内のあちこちにあるので、我慢できないなら遠くのトイレに行きましょう。なお、コース上のトイレは駐屯地内の5km過ぎ、10km過ぎ、公園に入った13km過ぎにありました。
参加賞
今年の参加賞はバフと言うヘッドウェアでした。「何これ?」と思って、参加賞を渡してくれた女性に思わず「これが参加賞ですか?」と聞いてしまいました。以前は普通にTシャツだったので、せめて普段走る時に使えるものにして欲しかったです。ちなみに、これをかぶって走っている人もいましたが、当然雨でびしょ濡れになっていました。(追記:板橋Cityマラソンでこれをかぶって走っている人がいました。)
完走後
完走賞はありませんが、完走後にスポーツドリンクがもらえます。今年はアサヒ飲料のスーパーH2Oでした。
完走証がハガキで後日送られてきます。しかし、なぜか種目別の記録と順位しか記載されておらず、総合順位は記載されていません。大会ホームページで自分の記録を検索すると総合順位、5km、20kmの通過タイムも表示されるので、そちらで検索したほうが良いです。
結果
最初だけ混雑に巻き込まれましたが、コース幅が広いのですぐに自分のペースで走ることが出来ました。しかし、今日の自分の体調が分からなかったので、スピードを上げて良いのかこのままで良いのか躊躇しながら最初は走っていました。駐屯地の滑走路は広くて平らで走りやすいのですが、周りに何もないのでスピード感覚が分かりにくいです。
距離(km) | 区間タイム | 到達時間 | 距離(km) | 区間タイム | 到達時間 |
---|---|---|---|---|---|
1km | 5:36 | 5:36 | 12km | 4:15 | 53:15 |
2km | 4:20 | 9:56 | 13km | 4:15 | 57:30 |
3km | 4:17 | 14:13 | 14km | 4:11 | 1:01:41 |
4km | 4:23 | 18:35 | 15km | 4:14 | 1:05:55 |
5km | 4:13 | 22:48 | 16km | 4:11 | 1:01:41 |
6km | 4:29 | 27:17 | 17km | 4:22 | 1:14:29 |
7km | 4:12 | 31:29 | 18km | 4:24 | 1:18:53 |
8km | 4:31 | 36:00 | 19km | 4:15 | 1:23:08 |
9km | 4:17 | 40:17 | 20km | 4:19 | 1:27:27 |
10km | 4:21 | 44:38 | Finish | 4:45 | 1:32:12 |
11km | 4:23 | 49:01 |
5~6km、7~8kmの区間のタイムが4分30秒ぐらいまで落ちましたが、それ以外は4分15秒前後で走れたのは良かったです。
昭和記念公園に戻った13km以降は雨脚が徐々に強くなって寒かったです。アームウォーマーを着ていましたが、肌に張り付いて腕が冷えてしまいました。これは失敗でした。当然身体も冷えるので早くゴールしたい一心でした。
ちなみに、大会アナウンスによるとスタート前の気温が7.9度、フィニッシュ後の気温が5.8度と下がっていました。3kmの部、親子ペアの部は11時半以降に雨脚が強まる中行っていたので、子どもたちが可愛そうでした。
タイムは1時間32分と今の状態を考えればこんなものかなと思います。しかし、記録が伸び悩んでいるので、なんとか次のハーフの大会では1時間30分を切りたいです(東日本国際親善マラソンを予定)。
1つ残念だったのは、トップ選手の走りを全く見れなかったことです。一般的な大会だと折り返し点が1箇所だけなのですが、この大会は2箇所あります。そのため、駐屯地から道路に出たタイミングでは既にトップ選手は通過済みで姿を見れませんでした。その後も一度も見ることは出来ませんでした。なお、青山学院大学の神野大地選手は左大腿骨の炎症で不参加、川内優輝選手は出場してましたが1時間07分19秒と怪我から回復していなかったようです。お二人とも早く回復して元気に走ってもらいたいです。
次の大会は私にとって今期最後のフルマラソン、板橋Cityマラソンです。この大会ではサブ3.5(3時間30分切り)を目指します。