脱水直後の洗濯物をアイロンがけすると乾いたらすぐ着れて楽ちん
最終更新日:2016/05/22
帰省した際に母がある事をしているのを見てびっくりしました。洗濯して脱水直後のデニムのシャツをアイロンがけしているのです。理由を聞いて「なるほど」と納得し、実際に自分で実践してみると多くの利点があることが分かりました。この記事では脱水直後の洗濯物にアイロンがけする事の利点について説明します。
脱水直後のアイロンがけの利点
利点を箇条書きにまとめました。
- 霧吹きが必要がない
- 濡れているのでアイロンがけしやすい
- 乾いた状態よりも短時間でアイロンがけできる
- 失敗しても簡単に直すことができる
- 洗濯物が早く乾く
- 乾いたらすぐ着る(使う)ことができる
通常は洗濯物を干して乾かし、霧吹きで濡らしてアイロンをかけると思います。しかし、今回の方法では最初から十分に濡れていますから、霧吹きは必要ありません。しかも、霧吹きだと部分的に濡らす事しかできませんが、全体が濡れているのでアイロンがけもしやすいです。霧吹きの工程を省くことで時間も短縮できます。特に霧吹きで濡らすのに時間のかかる厚手の生地には効果的です。
濡れている状態でアイロンがけするので、失敗して変にシワが寄ってしまっても簡単に直すことができます。何しろ十分に濡れてますから。
アイロンがけする事である程度水分が蒸発するので、乾くのも早いです。衣類の種類にもよりますが、物によっては通常の半分以下の時間で乾きます。
アイロンがけした状態で干しているので、乾いたらすぐ着ることができます。ただし、干している時の風などによって少ししわが寄るかもしれません。しかし、よほど長時間強風にさらされでもしない限りは、乾いた状態でアイロンがけした時とほぼ同じ状態で乾かすことができます。どうしても風が気になる場合、部屋干しが良いでしょう。
欠点は時間がない時に実行できない事ぐらいでしょうか。例えば、朝出かける前の忙しい時に洗濯するなどの場合は難しいかもしれません。それはご自身の時間の使い方の問題と言うことでお願いします。
脱水直後のアイロンがけの注意点
洗濯できる衣類であれば、基本的にほとんどの衣類で脱水直後にアイロンがけできます。ただし、元々アイロンがけできない衣類は駄目です。
薄手のハンカチなどはアイロンの電源を切って、余熱でささっとかけると節電できます。
アイロンの温度は衣類の注意事項に従って設定して下さい。当たり前ですが、完全に乾くまでアイロンがけしないで下さい。しわを取る程度で終わらせて下さい。
一度試すとこの方法の良さが分かると思うので、皆さんもぜひお試しあれ。
最後にどうでも良い話ですが、”iron”は名詞の「鉄」、「アイロン」以外に動詞の「アイロンをかける」でもある事を今回はじめて知りました。