第17回 ハイテクハーフマラソン(旧谷川真理ハーフマラソン)を走りました
最終更新日:2016/05/22
2016年1月10日(日)、「第17回 ハイテクハーフマラソン」を走りました。今回で3回目の参加です。前回までは谷川真理ハーフマラソンの名称でも呼ばれていましたが、今回からはハイテクハーフマラソンのみが正式名称に変わっています(昨年までは両方を併記)。今回も谷川真理さんはゲストランナーとして参加されています。
スポンサーリンク
コース
コースは荒川沿いを上りと下りの2つのコースに分かれて走ります。ウェーブスタート方式(人数を分けて15分おきの時間差スタート)を採用しています。
コースの詳細に関しては昨年の記事(第16回 谷川真理ハーフマラソン(ハイテクハーフマラソン)を走りました)にて詳細をまとめていますので、そちらをご参照下さい。AコースとBコースともに紹介しています。自分で言うのも何ですが、地図を自作、写真入りの力作です。
少しだけ今回の大会の様子を撮影した写真を紹介します。Aコースを走りながら撮影したので、ピンぼけしたものもあります。
折り返し付近は道幅が少し狭くなることもあり、混雑します。土手を上って下りてを繰り返すので、少しきつい頑張りどころでもあります。
大会全体について
大会の様子
参加者が約1万人と言うことで、例年通り人が多いなと言う印象です。今年からハイテクハーフマラソンのみが正式名称になったことが影響しているのかは不明ですが、前年までと荷物預かりやトイレなどが違っていました。
上図は、会場内にあった案内図を撮影したものです。今回から線路の高架下まで使用して会場を広く活用していました。
例年通り、子供が遊ぶためのバルーンがありました。案内図の右上のキッズランドがそれに当たります。案内図では女子トイレの真ん前になっていますが、実際にはキッチンコーナーの裏手(図では右手)になります。なお、案内図ではキッチンコーナーとトイレが隣接しているかのように描かれていますが、実際には100メートルぐらい離れています。
野外放送も行っていましたが、昨年までとは違う男性が担当しているように思いました。進行はその男性とタレントの福島和可菜さん(調べると元自衛官だそうです)で進めていました。
ゲストランナーは他に谷川真理さん、猫ひろしさんがいました。今回はフィニッシュ間際(Aコース1km手前)に谷川真理さんとハイタッチすることが出来ました。
テロ対策の一貫で私服警察が巡回していると放送しているのが少し気になりました。大会規模が大きいのもありますが、地雷廃絶のチャリティ大会でもあるので、神経質になっているのかもしれません。救護も消防関係者含めて100名程度配置されているとのことで、その点は安心できました。コース上にも多数の救護班の方々がいました。
大会受付
事前にゼッケンとシューズに付けるタイム計測チップが送られてくるので、大会受付はありません。ウェーブスタートなので、自分でどのウェーブなのか確認してスタート位置に並ぶ必要があります。並びは早い者勝ちです。
給水
私が走ったのはAコースなので、Aコースのみの感想です。給水箇所は3箇所、おそらく例年通りだと思うのですが、当日は暑くて給水箇所が少なく感じました。1箇所では、タイミングが悪かったのかほとんどコップが並んでおらず、給水が出来ませんでした。
また、スポーツドリンクと水の区別が付きづらく、2回行った給水では2回ともスポーツドリンクを取ってしまいました。スポーツドリンクはベタつくのと足にかけられないので、正直困りました。
しかし、昨年は給水に不満を感じた記憶がないので、今年のように暖冬だと今後も同じような問題が発生する可能性があります。給水に関しては改善を望みます。
企業ブース
企業ブースはマラソンとは直接関係のない企業(建装工業、JAL、昭和電機等)が多い印象です。
PUMAのショップが今年はわりと賑わっていました。年始の大会ということで福袋などもありました。
屋台
屋台も例年通り10店舗近く並んでいました。写真は午前9時半に撮影したものですが、今年は昼ごろにはほとんどの屋台で行列が出来ていました。行列が出来ていないのはクレープ屋ぐらいでした。ひょっとすると景気が上向いているのかなと思ったりしましたが、来年はどうなっているでしょうか?
荷物預かり
荷物預かりは昨年とは全く変わっていました。昨年まではゼッケンの下1桁で別れて専用のテントに預けていたのですが、線路の高架下でゼッケンと関係なく預ける形に変わりました。
写真を見ての通り、トラックの前に受付があって、ビニール袋に入れた荷物を預けます。クロネコヤマトの制服を着た方がいたので、トラックはクロネコヤマトのものなのでしょう。トラックは8台ありました。色々と考えたのですが、おそらくマラソン大会用の機材を運んできたトラックをそのまま利用しているのではないかと推測します。多分、荷物預かりのテントを運んで組み立てるよりも設営が楽になったのではないでしょうか?
更衣室・トイレ
更衣室は男女ともにテントを4つ並べたものが用意されています。完走後の女性用更衣室はテント前に50人ぐらいは並んでおり、かなり混み合っている印象でした。
トイレは昨年とは大きく異なっていました。上流側、下流側にそれぞれトイレがあります。今年は、女性専用が50基、男女共用が30基、男性小用が30基でした。女性専用のトイレがあるのは、女性にとっては良かったのだと思います。多くても30人ぐらいしか並んでいなかったので。
問題は男女共用のトイレです。こちらは実質男性専用になっていました。スタート前は100人ぐらい並んでいたでしょうか。男性側は例年よりも小用も含めて行列が長い印象でした。
昨年は男女共用が88基、男性小用が40基なので、いずれにしろ数が減っています。参加人数に対して少ないのではないでしょうか。よく考えると毎回スタート前のトイレに困らされている印象があります。何とかして欲しいものです。
コース上のトイレは期待しないほうが良いです。大会側で設置しているものはなく、コース上に常設しているものだけです(Aコースだと数カ所)。特に案内板もないので、スタート前に行っておくのが無難です。
景品、完走後
完走後にもらったものを写真撮影しました。この他に紙製のホットタオルももらえたのですが、それは完走後すぐに使ってしまいました。明治ザバスミルク200ml、ポカリスエット500ml、ランチパック(チョコクリーム&ホイップ)、Tシャツをもらいました。こんなに色々ともらえる大会も珍しいと思います。ちなみに、ザバスミルクはミルクプロテインと言うことなのですが、甘くもなく牛乳でもなく、微妙な味でした。
Tシャツのデザインは相変わらず微妙だなと思いました。3年分のTシャツを見比べてみるとまるで統一感が無いのが分かります。昨年は猫(?)のキャラクターがでかでかと描いてあって普段使い出来ず、仕方がないので今回の大会で初めて使用しました(昨年のTシャツは第16回 谷川真理ハーフマラソン(ハイテクハーフマラソン)を走りましたを参照)。昨年のデザインが不評だったせいか、今年は昨年のTシャツを着ている人をほとんど見かけませんでした。
しかし、昨年のデザインよりはるかにましなので、今年のものは普段使いしても良いかと思います。
スポンサーリンク
結果
今回の記録です。大会では19km地点までは1kmごとに看板が設置されていますが、その後は「残り1km」の看板のみになります。下記はGPSで記録したものをまとめたものです。
距離(km) | 区間タイム | 到達時間 | 距離(km) | 区間タイム | 到達時間 |
---|---|---|---|---|---|
Start | 1:26 | 1:26 | 12 | 4:40 | 59:54 |
1 | 5:06 | 6:33 | 13 | 4:45 | 1:04.39 |
2 | 4:57 | 11:29 | 14 | 4:48 | 1:09.27 |
3 | 4:56 | 16:26 | 15 | 4:46 | 1:14.13 |
4 | 4:52 | 21:18 | 16 | 4:36 | 1:18.49 |
5 | 4:50 | 26:08 | 17 | 5:00 | 1:23.48 |
6 | 4:55 | 31:03 | 18 | 5:01 | 1:28.49 |
7 | 4:51 | 35:54 | 19 | 5:02 | 1:33:52 |
8 | 4:49 | 40:43 | 20 | 5:10 | 1:39:01 |
9 | 4:49 | 45:32 | 21 | 4:39 | 1:43:40 |
10 | 4:51 | 50:23 | Finish | 0:33 | 1:44:13 |
11 | 4:51 | 55:14 |
昨年のタイムは1時間34分29秒(ネットタイム1時間32分14秒)とまずまずの記録でした。しかし、今シーズンはほとんど練習していなくて、年末年始の2週間集中的に練習し、なんとかキロ5分を切るペースで走る程度になりました。昨年の今頃はキロ4分30秒を余裕で走ることが出来ていたことを考えると全く駄目な状態です。
そんな状態でしたので、最初はキロ5分ペースから初めて徐々にペースを上げて行こうと考えていました。おおむねその戦略は成功したと思います。折り返しの混雑に巻き込まれても、ほぼペースを維持できていました。
しかし、15~16kmの区間タイムが4分36秒とそれまでと比較すると飛ばしすぎてしまいました。並走している他のランナーの足音が妙に気になって、気づかぬ内にペースが上がっていました。自分の走るペースと足音のタイミングが異なるのが気持ち悪くて、引き離しにかかったのがいけませんでした。神経質と言われるかもしれませんが、ペタペタと大きな足音で走るランナーは気になってしまいます。
記録は1時間44分13秒でした。そのオーバーペースがなければ、もう少し早く走れたかもしれません。でも1分も変わらない記録だったと思います。しかし、いずれにしろ昨年の記録と10分も差があるのは反省点です。今シーズン初のマラソン大会だったので、やはり昨年のうちに1大会ぐらいは走るべきでした。
次に参加する大会は2月21日の青梅マラソン(30km)です。1ヶ月以上あるので、坂道対策をしっかりして臨みたいと思います。今シーズンは、その後に3月13日に横浜マラソンを走ります。ハーフ、30km、フルと徐々に大会の走る距離を伸ばしていきます。3月までには昨年の走力に近い状態に戻したい所です。