第24回・TAMAハーフマラソンの30kmの部を走りました
2017年10月7日(土)、「第24回・TAMAハーフマラソン」の30kmの部を走りました。横浜マラソンの事前練習も兼ねての参加でした。
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コース
多摩川沿いの折り返しコースです。ハーフマラソンは、この図よりも1km以上先の折り返しになります。
スタート地点は、東急田園都市線の二子新地駅近くの土手を降りた場所になります。私は電車代をけちってJR武蔵溝ノ口駅から歩いて行きましたが、歩いても20分程度で行くことは可能でした。
路面は砂地、土、コンクリートと入り乱れている感じです。完全に平らではないので、多少走りにくさがあるかもしれません。
給水は2.5km間隔で水とスポーツドリンクが用意されていました。
走りやすさは、当日は雨がやんだ直後だったこともあり、この記事に書いていることは参考にならない可能性があります。一面水浸しの場所もあり、走りにくい箇所が多かったです。また、折り返し後に向かい風が強い区間があり、かなり苦労しました。
風は常に吹いているか分かりませんが、図で言うと3~5km付近が風下に向かって風が吹いていました。下りは追い風、上りは向かい風になり、かなり走りやすさに差がありました。
あえてハーフマラソンの部についても書くと、コースの折り返しが分かりにくい印象でした。1周目はスタートから6,300m先を折り返し、スタート地点手前で折り返し(スタート地点ではない)と複雑なコースになっていると感じました。素直に、1周目に11.1kmを走って、2周目を10kmでフィニッシュでは駄目なのでしょうか。ハーフと30kmの距離表示が混在して分かりにくかったですが、その複雑さが原因のような気がします。
大会全体について
年間通して毎月開催されている大会です。5km・10km・ハーフ・30kmの4つの部門が開催されます(30kmの部は9月から3月の限定開催)。
マラソンシーズンにはまだ早い時期なので、参加者は300名ほどでした。シーズン本番の2月頃には800名近い人数が集まるようです。そのため、時期外れと言うことも踏まえて、この記事を読んで頂くと良いかと思います。
大会の様子
こじんまりとした大会です。おそらく、大会スタッフは30名前後で運営されているのではないかと思います。
参加者500名をしきい値として計測方法が変わります。500名未満なら手動計測、500名以上ならチップによる自動計測です。今回は手動計測でした。
運営に関しては可もなく不可もなくと言った感じです。毎月開催されているためか、手慣れている感じはします。救護なども揃っており、安全面での不安も特にないです。
しかし、いくつか不満点がありました。私が感じた主な不満点は次の3つです。
- ゼッケン番号を大会ホームページで事前に確認し、受付で名前と一緒に伝える必要がある
- 距離表示が分かりにくい
- フィニッシュラインがどこにあるか分からなかった
ゼッケンについては後述します。
往復10kmのコースの距離表示はとにかく分かり難かったです(ハーフは逆に分かりやすい)。特に復路は、距離表示がどこにあるのか全く分かりませんでした。ハーフの距離表示は目に付いたものの、10kmコースの表示は最後まで見つけられませんでした。おかげで走っている間はキロペースの把握がうまくできませんでした。
フィニッシュラインが見えなかったのも少し困りました。大会のテントが張ってある場所で判断が付くものの、白線も何も引かれていなかったので、どこまで走ればよいのか微妙に判断に困りました。ついでに書くと、自分のストップウォッチを停止する位置も分かりませんでした。
手動計測の場合、少なくとも白線は引いて欲しい所です。
大会受付
普通の大会なら通知ハガキが事前に送られてきて、それを受付で見せてゼッケンをもらいます。しかし、この大会では大会ホームページで自分でゼッケン番号を確認し、受付で番号と名前を言ってゼッケンをもらう形でした。
大した手間ではないですが、正直言って面倒くさいなと思いました。他人のなりすましが可能な受付もどうかなと思います。
荷物預かり
荷物預かりは貴重品のみ100円で受付があります。また、無料の荷物置き場としてテントの下にブルーシートが敷かれ、そこに置いても良いようになっています。
更衣室・トイレ
更衣室は男女ごとに2.7m x 3.6mサイズのテントが用意されています。10人入れるかどうかと言ったところです。
トイレはスタート地点の手前100mぐらいの場所に10基あります。川崎市が設置している常設のものです。手洗い場もあるので便利です。
参加賞
参加賞はスポーツドリンク1本でした。今回はアクエリアス 500mlでした。
完走後
記録証は後日ハガキで送られてきました。参加者が500名以上の場合、その場で記録証を印刷するようです。
また、各部門男女3位まで入賞商品がもらえます。
結果
30kmの部は実質100名ぐらいしかいなかったようで、スムーズにスタートしました。
あくまで練習のつもりだったので、可能な限りキロ5分ペースを維持するように走りました。
以下、結果です。ちなみに、全て自前の簡易GPSで記録したものです。
距離(km) | 区間タイム | 到達時間 | 距離(km) | 区間タイム | 到達時間 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4:56 | 4:56 | 16 | 5:10 | 1:20:24 |
2 | 4:51 | 9:47 | 17 | 5:16 | 1:25:40 |
3 | 5:05 | 14:52 | 18 | 5:04 | 1:30:44 |
4 | 5:01 | 19:53 | 19 | 5:05 | 1:35:49 |
5 | 4:57 | 24:50 | 20 | 5:17 | 1:41:06 |
6 | 5:10 | 30:00 | 21 | 5:02 | 1:46:08 |
7 | 5:12 | 35:12 | 22 | 5:12 | 1:51:20 |
8 | 5:08 | 40:20 | 23 | 5:20 | 1:56:40 |
9 | 4:59 | 45:19 | 24 | 5:20 | 2:02:00 |
10 | 5:00 | 50:19 | 25 | 5:09 | 2:07:09 |
11 | 4:58 | 55:17 | 26 | 5:30 | 2:12:39 |
12 | 4:56 | 1:00:13 | 27 | 5:34 | 2:18:13 |
13 | 5:07 | 1:05:20 | 28 | 5:27 | 2:23:40 |
14 | 4:57 | 1:10:17 | 29 | 5:22 | 2:29:02 |
15 | 4:57 | 1:15:14 | 30 | 5:03 | 2:34:05 |
見て分かる通り、4、5km区間と6、7kmの区間ペースが10秒以上違うことが分かります。折り返した途端に向かい風が分かるぐらい、風が強かったです。
20kmを過ぎてからペースが落ちましたが、以降もペースをさほど落とさずに走れたのは良かったです。
ハーフまでの記録を見ても、先月参加した立川マラソン2017の記録、1時間55分50秒から10分近く縮められたのも、練習の成果が出て良かったです。
これで本番の横浜マラソンではサブ4はなんとか達成できそうな目処が立ちました。次はいよいよその横浜マラソンです。可能な限りサブ3.5に近づけるように頑張ります。