[Nintendo Switch]ゲームレビュー:OPUS-地球計画
最終更新日:2018/01/15
考察 - リサはどうなったのか?
ここからは完全にネタバレになってしまうので、ゲームクリア後に読んで下さい。
クリアまでに状況証拠でなんとなくリサがどうなったかは分かるのですが、完全には分からなかったので、少し消化不良感が残りました。そこで、色々と考えてみました。
リサ達について考える前に観測データについてまとめます。
- 停電前にエムが発見済みの惑星の数は99個
- 停電から復旧後はEMETH-100から始まるため
- 停電前に発見済みの地球型惑星は9974個
- 観測コード9975から始まるため
- 「観測コード9975」は英語では”EARTH#9975”と表記
- 最後に見つけた地球は1万個目の地球型惑星!
- ゲーム内で見つける地球型惑星は地球そのものを除くと25個
状況証拠と登場キャラクターの様々な発言から推測できることを以下にまとめました。外れている推測もあるかもしれません。
- リサとマコトは恋愛関係
- 寝室が同室
- 2人で撮影の写真立て
- リサは閉所恐怖症と宇宙病を患っていた
- いくつかの緊急対策マニュアルの存在
- リサは仕事中に倒れた
- いつも座っていた椅子が倒れている
- 延命医療薬品が不足
- 空っぽの延命医療薬品
- 「リサ、1日1粒だけだ。約束してくれ。」のメモ
- 恒星フレアの衝撃後にリサの病状悪化
- 1264日目の航行日誌より
- 補助電力装置は28日後に停止
- 航行日誌1220日目:恒星フレアの衝撃と補助電源装置の起動
- 航行日誌1264日目:16日間電源復旧せず
- 1264-1220-16=28日間
- その後は残ったバッテリーを使用?
- 電力不足でセントラルコンピュータを停止し、個別のパソコンで電源管理
- 動力炉そばのパソコンを見たエムの発言より
- リサはAIのリサを起動
- 汎用サポート人工知能第三型起動完了
- 人工知能第一型がOPUS、第二型がエム、第三型がAIのリサ
- 第三型がリサだろうとの推測から
- リサとマコトは緊急脱出艇で脱出
- 切れた電線と無くなった脱出艇
- 2人の死体が宇宙船内に存在しない
- もし宇宙船内で死体が腐敗分解しても服は残る
- 緊急脱出から400年後に電源復旧
- 航行日誌 1264日目より
最後まで地球探索をあきらめきれないリサは宇宙船に残り、最後の力でAIのリサを作って息絶えたと言うストーリーも考えてみましたが、死体の問題が残るので、2人で脱出したと考えるのが妥当でしょう。
しかし、エンディング時点ではリサもマコトも死んでいるでしょう。さすがに400年も行きているとは思えません。
望遠鏡で調べているとリサが見つけた惑星が存在します。LISA-56、LISA-84などです。それを調べるとリサの惑星レポートが書かれています。
最初は希望に満ちていた書き込みが、徐々に気分が落ち込んでいるのが分かります。その過程の中で仕事の相棒が欲しいと考えて作ったのがロボットのエムです。最終的には自分の似姿のAIのリサまで作ったのは、最後まで諦めたくない、エムと一緒に地球を見つけたいと言う執念だったのではないでしょうか。
最終的に人類が助かったのかどうか分かりませんが、リサとエムの成果が報われていれば良いなと思います。
1 2